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日頃のカーテンのお手入れと当店のカーテンクリーニングを徹底解説!

ご家庭の各部屋に設置されている多種多様なカーテン。

太陽の紫外線を遮るだけでなく、お部屋の雰囲気を決めるインテリアとしても大切なアイテムですね。

でもこのカーテン、意外と汚れているものなんです。

大きいし取り外しが面倒だし、どうやってお手入れしたらいいか分からない!という方のためにプロの目線から徹底解説いたします!

 

カーテンは汚れが付きやすいんです

カーテンは衣類のように身につけるものではないですが、想像以上に汚れが付着しています。

カーテンの汚れの代表的なものは以下のような汚れではないでしょうか?

  • 手垢やホコリなどの黒ずみ
  • 花粉や排気ガスなどの外から来る汚れ
  • タバコや料理などの臭い
  • 黒カビや黄ばみ

窓を開ければ外の汚れが、窓を閉めれば室内の汚れが…

特に結露による黒カビは見た目も汚いですし、吸い込むと体にも悪影響があるのできれいにしたいですよね。

黒カビは放置すると取れにくくなりますし、喘息やアレルギーの原因にもなりますので小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では特に気を付けて頂きたいです。

こうなってしまったらクリーニングしてきれいにしちゃいましょう!

どのくらいの頻度で洗えばいい?

レースのカーテンは結露や花粉、外からの埃などが原因となって汚れやすいので、できれば年に2、3回、季節の変わり目などを目安に洗えばいいと思います。

ドレープカーテンはレースのカーテンに比べれば比較的汚れにくいので、年1回を目安にクリーニングするのがいいと思います。

  • レースのカーテン:年に2、3回、季節の変わり目などを目安に
  • ドレープカーテン:年1回、乾きやすい気候の時などに

ご家庭でのカーテンの洗い方

ここではご家庭でのカーテンのクリーニング方法を解説します。

通常カーテンは窓に近い内側のレースカーテンと外側のドレープカーテンの2枚になっています。

それぞれポイントを押さえれば難しい作業ではないのでぜひ挑戦してみてください。

それでは順番にポイントを見て行きましょう!

洗濯ラベル(洗濯絵表示)を確認する

まずは洗濯絵表示を確認しましょう。確認するポイントは「水洗い可」のマークがあるかどうかと、「素材」です。

画像の表示は全て家庭洗濯可能のマークになります。中の数字は推奨される水温の表示ですが、これはあまり気にしなくて大丈夫です。

下段右側のマークはバツ印が付いているので「家庭洗濯不可能」という意味です。このマークがあるカーテンはドライクリーニングした方がいいのでご家庭では洗濯できません。

素材に関しては、「ポリエステル」「アクリル」は問題無し。「綿」は一部可能です。

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生地の状態を確認する

次にカーテン生地の状態を確認しましょう。

カーテンは常に太陽の紫外線にさらされています。古いカーテンは見た目はなんともなくても弱っている場合がよくあります。

弱っていると洗濯機で洗ったあとボロボロになってしまう事もありますので、よく確認しましょう。

洗濯機に入れて洗う

素材と生地の状態を確認して問題ないようでしたら、洗濯機で洗いましょう!(フックは取り外します)

フックを付けたまま洗うとレースに引っかかり破れてしまう事があります!

カーテンの大きさや生地の厚みにもよりますが、レースで2~4枚、ドレープで1~2枚は入ると思います。

あまり詰め込みすぎるとドラムの中で回転できず良く洗えなかったり、脱水が十分にできなかったりしますので余裕のある枚数であらいましょう。

洗剤の量は普段入れている量と同じで大丈夫です。水量はいつもより1~2段多めにしましょう。・洗濯温度

カーテンを干す

洗いあがったカーテンはフックを付けてそのままカーテンレールに引っ掛けて乾燥させましょう。

黒カビや黄ばみ、ガンコな汚れの落とし方

結露でカーテンの裾部分が濡れて黒カビが発生してしまう事がよくありますね。特にレースカーテンに多く見られます。

その他にも知らない間にだんだん黒ずんできたり、タバコの煙などで黄ばんでしまったりすることがあります。

このような場合はただ洗濯機に入れて洗っただけではほとんど変わりません。

でもひと手間加えるだけで見違えるようにキレイになりますので、その方法をご紹介します。

用意するもの

  1. バケツやたらいなど大き目の容器
  2. 漂白剤
  3. 普段お使いの洗剤

漂白剤は液体タイプと粉末タイプがありますが粉末タイプを使ってください。漂白力が液体タイプより強力です。

ワイドハイターが断然オススメです。

バケツに水を汲む

バケツなどの容器に水を入れます。カーテンを入れた時に全体が水に浸かるくらいの量をいれましょう。

洗剤と漂白剤を入れてよくかき混ぜる

漂白剤はワイドハイターを例にするとレースカーテン1枚でキャップの半分くらいが目安になります。

洗剤はその半分くらいです。漂白剤:洗剤=2:1 くらいの感覚です。

これを両方ともバケツに入れて泡立つように良くかき混ぜます。

カーテン全体を漬け込む

よく混ざったらカーテン全体を溶剤に漬け込みましょう。

特に押し洗いなどはしなくても大丈夫です。

漬け込む時間はカビや汚れの強いもので7~8時間あった方がいいですね。

この時できれば45度くらいのお湯にすると効果倍増です!

カビや汚れが取れたらそのまま洗濯機に入れて洗う

汚れがキレイになったらバケツの水ごとそのまま洗濯機に入れて洗いましょう。

この時洗剤は追加せずそのままスタートして問題ありません。

それでもカビや汚れが取れない時はクリーニングにお出しください

カーテンも衣類と同じで、それぞれ素材や色、プリーツの強さ、そして汚れ具合が違います。

素材によっては縮んでしまう事もありますし、紫外線で弱っていれば生地が切れたりすることもあります。

カビや黄ばみなどは部分的に漂白処理も必要です。

一般衣類と扱い方は同じですね。

基本的に当店ではカーテンは水洗いしています。その方がカーテンに付きやすい汚れに効果があるからです。

その際、素材や汚れ方に応じて洗剤を調合し、洗い方はもちろん、洗濯時間や水の温度もその都度調整して洗っています。

どうしても水洗いに向かないカーテンの場合はドライクリーニングします。

一般衣類と同じく汚れの落ちを最優先に意識して作業しています。

カーテンのクリーニング工程

当店のカーテンクリーニングの工程をご紹介します。

  1. シミや汚れの確認
  2. 前処理
  3. 洗濯機または漬け込み洗い
  4. 乾燥
  5. 仕上げ

1 シミや汚れの確認

洗う前に汚れやシミ、カビなどの状態を確認します。

2 前処理

手垢などの汚れが強い時は前処理してから洗います。洗剤を塗り込んで30分くらい置いておいたり、スポンジなどを使って軽くこすっておくなど

色々な方法があります。

3 洗濯機または漬け込み

丈夫な生地や汚れが軽度のものはそのまま洗濯機に入れて洗います。

デリケートな生地やシミ、汚れが強いものは上ご紹介したように一晩漬け込んで反応を見ます。

4 乾燥

乾燥機または自然乾燥で乾かします。

乾燥機は短時間で急激に温度を上げるので、生地の織り方によっては大きく縮むカーテンがあります。

その場合は自然乾燥で乾かします。

5 仕上げ

1枚ずつアイロンを使って仕上げています。