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★カーテンのクリーニング

ご家庭の各部屋に設置されている多種多様なカーテン。

太陽の紫外線を遮るだけでなく、お部屋の雰囲気を決めるインテリアとしても大切なアイテムとなっています。

でもこのカーテン、実は意外と汚れているものなのです。

  • でもどうやって洗ったらいいかわからない
  • クリーニングに出せるの?
  • 大きくて取り外しが面倒

そんな声をたくさんいただきます。

そこでプロの目線から、クリーニングの出し方や、日頃のお手入れ方法を解説いたします。

カーテンの汚れ

カーテンは汚れが付きやすいものです。

カーテンは衣類のように身につけるものではないですが、想像以上に汚れが付着しています。

代表的なものに、以下のような汚れがあります。

  • 手垢やホコリなどの黒ずみ
  • 花粉や排気ガスなどの外から来る汚れ
  • タバコの煙や臭い
  • 料理の油や臭い
  • 黒カビや黄ばみ

窓を開ければ外の汚れが、窓を閉めれば室内の汚れがと、非常に汚れが付きやすくなっています。

カーテンについた黒カビの問題

特に結露による黒カビは見た目も良くないですし、吸い込むと体にも悪影響があるのできれいにしたいところです。

黒カビは放置すると取れにくくなりますし、喘息やアレルギーの原因にもなりますので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、特に気を付ける必要があります。

黒カビも含め、クリーニングに出してきれいにしてしまいましょう。

カーテンはどのくらいの頻度でクリーニングすればいい?

レースのカーテンは結露や花粉、外からの埃などが原因となって汚れやすいので、できれば年に2、3回、季節の変わり目などを目安にクリーニングしてください。

ドレープカーテンはレースのカーテンに比べれば比較的汚れにくいので、年1回を目安にクリーニングするのが一般的です。

ご家庭でカーテンを洗う場合

カーテンはクリーニングに出さず、ご家庭で洗うこともできます。

通常、カーテンは窓に近い内側のレースカーテンと、外側のドレープカーテンの2枚になっています。

それぞれポイントを押さえれば難しい作業ではないので、ぜひ挑戦してみてください。

それでは順番にポイントを見て行きましょう。

洗濯ラベル(洗濯絵表示)を確認する

まずは洗濯絵表示を確認しましょう。

確認するポイントは「水洗い可」のマークがあるかどうかと「素材」です。

画像の表示は全て家庭洗濯可能のマークになります。

中の数字は推奨される水温の表示ですが、これはあまり気にしなくて大丈夫です。

下段右側のマークはバツ印が付いているので「家庭洗濯不可能」という意味です。

このマークがあるカーテンはドライクリーニングした方がいいので、ご家庭では洗濯できません。

素材に関しては「ポリエステル」「アクリル」は問題無し。「綿」は一部可能です。

生地の状態を確認する

次にカーテン生地の状態を確認しましょう。

カーテンは常に太陽の紫外線にさらされています。

古いカーテンは見た目はなんともなくても、弱っている場合がよくあります。

弱っていると、洗濯機で洗ったあとボロボロになってしまうこともありますので、よく確認しましょう。

洗濯機に入れて洗う

素材と生地の状態を確認して問題ないようでしたら、洗濯機で洗いましょう。(フックは取り外します)

フックを付けたまま洗うと、レースに引っかかり破れてしまうことがあるので注意してください。

カーテンの大きさや生地の厚みにもよりますが、レースで2~4枚、ドレープで1~2枚は入るはずです。

あまり詰め込みすぎると、ドラムの中で回転できず、よく洗えなかったり、脱水が十分にできなかったりしますので、余裕のある枚数で洗いましょう。

洗剤の量は普段入れている量と同じで大丈夫です。

水量はいつもより1~2段多めで良いです。

カーテンを干す

洗いあがったカーテンは、フックを付けてそのままカーテンレールに引っ掛けて乾燥させましょう。

黒カビや黄ばみ・ガンコな汚れの落とし方

結露でカーテンの裾部分が濡れて、黒カビが発生してしまうことがよくあるのではないでしょうか。

特にレースカーテンに多く見られます。

その他にも、知らない間にだんだん黒ずんできたり、タバコの煙などで黄ばんでしまったりすることがあります。

このような場合は、ただ洗濯機に入れて洗っただけではほとんど効果がありません。

ですが、ひと手間加えるだけで、見違えるようにキレイになりますので、その方法をご紹介します。

洗うための準備をする

黒カビや黄ばみ・ガンコな汚れを落とすため、まずは以下のものをご用意ください。

  1. バケツやたらいなど大き目の容器
  2. 漂白剤
  3. 普段お使いの洗剤

漂白剤は液体タイプと粉末タイプがありますが、粉末タイプを使いましょう。

漂白力が液体タイプより強力です。

商品名ですと、ワイドハイターが断然オススメです。

バケツに水を汲む

バケツなどの容器に水を入れます。

カーテンを入れた時に全体が水に浸かるくらいの量をいれましょう。

洗剤と漂白剤を入れてよくかき混ぜる

漂白剤はワイドハイターを例にすると、レースカーテン1枚でキャップの半分くらいが目安になります。

洗剤はその半分くらい、漂白剤:洗剤=2:1 くらいの感覚です。

これを両方ともバケツに入れて、泡立つように良くかき混ぜます。

カーテン全体を漬け込む

よく混ざったらカーテン全体を溶剤に漬け込みましょう。

特に押し洗いなどはしなくても大丈夫です。

漬け込む時間は、カビや汚れの強いもので、7~8時間あった方が良いでしょう。

この時できれば45度くらいのお湯にすると効果倍増です。

洗濯機に入れて洗う

カビや黄ばみ、汚れがキレイになったら、バケツの水ごとそのまま洗濯機に入れて洗いましょう。

この時、洗剤は追加せず、そのままスタートして問題ありません。

それでもカビや汚れが取れない時は、クリーニングに出すことをおすすめしています。

カーテンも衣類と同じで、それぞれ素材や色、プリーツの強さ、そして汚れ具合が違います。

素材によっては縮んでしまうこともありますし、紫外線で弱っていれば生地が切れたりすることもあります。

カビや黄ばみなどは部分的に漂白処理も必要です。

一般衣類と扱い方は同じですね。

オクダクリーニングでのカーテンの洗い方

基本的に当店では、カーテンは水洗いしています。

その方がカーテンに付きやすい汚れに効果があるからです。

その際、素材や汚れ方に応じて洗剤を調合し、洗い方はもちろん、洗濯時間や水の温度もその都度調整して洗っています。

どうしても水洗いに向かないカーテンの場合はドライクリーニングします。

一般衣類と同じく汚れの落ちを最優先に意識して作業しています。

カーテンのクリーニング工程

当店のカーテンクリーニングの工程をご紹介します。

  1. シミや汚れの確認
  2. 前処理
  3. 洗濯機または漬け込み洗い
  4. 乾燥
  5. 仕上げ

一つずつ順番に解説していきます。

シミや汚れの確認

洗う前に汚れやシミ、カビなどの状態を確認します。

前処理

手垢などの汚れが強い時は前処理してから洗います。

洗剤を塗り込んで30分くらい置いておいたり、スポンジなどを使って軽くこすっておくなどいろいろな方法があります。

洗濯機または漬け込み

丈夫な生地や、汚れが軽度のものは、そのまま洗濯機に入れて洗います。

デリケートな生地やシミ、汚れが強いものは上ご紹介したように、一晩漬け込んで反応を見ます。

乾燥

乾燥機または自然乾燥で乾かします。

乾燥機は短時間で急激に温度を上げるので、生地の織り方によっては大きく縮むカーテンがあります。

その場合は自然乾燥で乾かします。

仕上げ

1枚ずつアイロンを使って仕上げていきます。

 

カーテンクリーニングの料金

一般的なドレープカーテンでの金額になります。

(素材や生地の織り方等によって料金が変わる場合がございます)

例1)

(カーテンを使用している状態で)

縦190cm × 横120cm  ¥1,400(税抜)

縦150cm × 横120cm  ¥1,100(税抜)

目安となる簡単な計算式

縦(cm) × 横(cm) ÷ 17

上記カーテンのサイズで計算すると、縦190cm × 横120cm = 22800

22800 ÷ 17 = 1341 で税抜約1,300円~1,400が目安の金額になります。