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カーテンのクリーニング

ご家庭の各部屋に設置されている多種多様なカーテン。

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太陽の紫外線を遮るだけでなく、お部屋の雰囲気を決めるインテリアとしても、大切なアイテムとなっています。

でもこのカーテン、実は思った以上に汚れているものなのです。

  • でもどうやって洗ったらいいかわからない
  • カーテンはクリーニングに出せるの?
  • 大きくて取り外しが大変

そんな声をたくさんいただきます。

そこで今回はプロの目線から、カーテンのクリーニングの出し方や、日頃のお手入れ方法を解説いたします。

→当店の「カーテンのクリーニング方法」はこちらをご覧ください

カーテンはクリーニングに出したほうがいい?

カーテンが一般の衣類と大きく違う点は、毎日、太陽の紫外線にさらされ続けているということです。

Memo

そのため、様々なれが付いた状態で日光に当たり続けると、きれいな状態で日光に当たるより劣化が早まります

その理由は、付いた汚れの成分が紫外線に当たり続けることで、生地が変化してしまうからです。

変化した汚れ(主に酸化現象)によって、生地が弱くなりますし、黄ばみも出やすくなります

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クリーニングをして常にきれいな状態を保つことで、劣化しにくくなり、カーテンの寿命も長くなるのでおすすめです。

カーテンを長持ちさせるためにも、定期的にクリーニングをしましょう!

カーテンに付いた汚れの種類

カーテンは汚れが付きやすいものです。

カーテンは衣類のように身につけるものではありませんが、想像以上に汚れが付着しています。

代表的なものに、以下のような汚れがあります。

  • 手垢やホコリなどの黒ずみ
  • 花粉や排気ガスなどの外から来る汚れ
  • タバコの煙や臭い
  • 料理の油や臭い
  • 黒カビや黄ばみ

窓を開ければ外の汚れが、窓を閉めれば室内の汚れがというように、非常に汚れが付きやすくなっています。

カーテンに付いた汚れの内容

カーテンは毎日、目にしているものですので、気づきにくいかもしれませんが、色々な汚れが付着しています。

主に以下のような汚れが付着しています。

  1. 埃や汚れの蓄積: カーテンは日常生活で空気中の埃や汚れを吸収します。時間が経つとこれらの汚れがカーテンの表面に蓄積して、黒ずんだり黄ばんだりしていきます。
  2. アレルゲンの蓄積: カーテンにはアレルゲン、例えばホコリや花粉、ペットの毛などが付着します。定期的なクリーニングを行わないと、これらのアレルゲンが増え、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
  3. 色の変化: カーテンの色や質感は、時間とともに変化します。汚れや日光による影響で、色がくすんだり、質感が損なわれることがあります。
  4. カビや菌の繁殖: カーテンが湿気を含んでいる場合、カビや菌の繁殖が起こる可能性があります。特に湿気の多い場所や、通気が悪い場所ではカビが出やすいです。

カーテンは衣類と違って、一日も休まず、ずっとホコリや汚れにさらされているので、いつの間にかガンコな汚れが蓄積されてしまっています。

カーテンに付いた黒カビの原因

カーテンについた黒カビは、見た目の問題だけでなく、健康や生活環境にも悪影響を及ぼす厄介なトラブルです。

Memo

カーテンは面積が大きく目につきやすいため、カビが発生すると、見栄えの悪さが一気に広がると同時に、空気中の質の悪化にもつながりやすくなります。

カーテンに黒カビが発生する主な原因は、湿気と汚れの蓄積です。

主に以下のような状況で発生しやすくなります。

  • 窓際の結露によってカーテンが常に湿っている
  • 換気不足で湿気がこもりやすい部屋(特に冬場や梅雨時)
  • ホコリや皮脂、花粉などの汚れがカーテンに付着している

特に結露による黒カビは見た目も良くないですし、吸い込むと体にも悪影響があるのできれいにしたいところです。

カーテンの黒カビによって起こる問題

黒カビは糸の繊維の奥まで根を張るため、見た目には小さな点でも、内部までカビ菌が広がっていることがあります

黒カビによる主な問題点
  • 見た目の劣化・悪臭:黒い点状のシミが広がり、清潔感が損なわれる。カビ特有のカビ臭(カビの代謝産物)が室内に広がる。
  • 健康のリスク:カビの胞子は空気中に飛散し、アレルギーや喘息、皮膚炎などの原因になる。免疫力の低い人(高齢者・子ども・妊婦など)は注意が必要。
  • 繊維の劣化・生地へのダメージ:黒カビが繊維を侵食することで、生地の強度が落ちる。放置すると洗濯しても落ちず、買い替えが必要になることも。
  • 部屋全体へのカビ拡散:カーテンから壁や窓枠、床材などへ二次感染が広がる可能性もある。

黒カビは放置すると取れにくくなるため、注意が必要です。

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喘息やアレルギーの原因にもなりますので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、特に気を付ける必要があります。

黒カビも含め、クリーニングに出してきれいにしてしまいましょう。

カーテンはどのくらいの頻度でクリーニングすればいい?

レースのカーテンは、結露や花粉、外からの埃などが原因となって汚れやすくなっています。

できれば年に2、3回、季節の変わり目などを目安にクリーニングしてください。

ドレープカーテンは、レースのカーテンに比べると、比較的、汚れにくいため、年1回を目安にクリーニングするのが一般的です。

カーテンは自宅でもクリーニング(洗濯)できるの?

カーテンはご自宅でもクリーニング可能です。

ですが全てのカーテンが洗えるわけではありません。

Caution

ご家庭でのクリーニングは水洗いになりますので、素材を良く確認しないと、縮みや風合いの低下などのトラブルが起きてしまいます

そのため、まずはカーテンの素材をよく確認しましょう。

レース、ドレープ問わず、基本的には以下のような素材でしたらクリーニング可能です。

  • ポリエステル
  • アクリル
  • ナイロン

水洗いに強い化学繊維は縮む心配はありませんので、ご自宅でどんどん洗ってみてください。

ご家庭でカーテンを洗濯する方法

  1. 洗濯ラベル(洗濯絵表示)を確認する
  2. 生地の状態を確認する
  3. 洗濯機に入れて洗う
  4. カーテンを干す

カーテンはクリーニングに出さず、ご家庭で洗うこともできます。

通常、カーテンは窓に近い内側のレースカーテンと、外側のドレープカーテンの2枚になっています。

それぞれポイントを押さえれば難しい作業ではありませんので、ぜひ挑戦してみてください。

1. 洗濯ラベル(洗濯絵表示)を確認する

まずは洗濯絵表示を確認しましょう。

確認するポイントは「水洗い可」のマークがあるかどうかと「素材」です。

画像の表示は、すべて家庭洗濯可能のマークになります。

Memo

中の数字は推奨される水温の表示ですが、これはあまり気にしなくて大丈夫です。

下段右側のマークはバツ印が付いているので「家庭洗濯不可能」という意味になります。

このマークがあるカーテンは、ドライクリーニングをした方がいいので、ご家庭では洗濯できません。

素材に関しては「ポリエステル」「アクリル」は問題無し。「綿」は一部可能です。

2. 生地の状態を確認する

次にカーテン生地の状態を確認しましょう。

カーテンは常に太陽の紫外線にさらされています。

長く使っているカーテンは、見た目は問題なさそうでも、弱っている場合がよくあります。

カーテンが弱っていると、洗濯機で洗った後、ボロボロになってしまうこともありますので、よく確認しましょう。

3. 洗濯機に入れて洗う

素材と生地の状態を確認して問題ないようでしたら、洗濯機で洗いましょう。(フックは取り外します)

フックを付けたまま洗うと、レースに引っかかり破れてしまうことがあるので注意してください。

カーテンの大きさや生地の厚みにもよりますが、レースで2~4枚、ドレープで1~2枚は入るはずです。

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あまり詰め込みすぎると、ドラムの中で回転できず、よく洗えなかったり、脱水が十分にできなかったりしますので、余裕のある枚数で洗いましょう。

洗剤は普段入れている量と同じで大丈夫です。 水量はいつもより1~2段多めで良いです。

4. カーテンを干す

洗いあがったカーテンは、フックを付けてそのままカーテンレールに引っ掛けて乾燥させましょう。

以上が自宅でカーテンを選択する方法になります。

黒カビや黄ばみ・ガンコな汚れの落とし方

結露でカーテンの裾部分が濡れて、黒カビが発生してしまうことはありませんか?

これは特にレースカーテンに多く見られます。

その他にも、知らない間にだんだん黒ずんできたり、タバコの煙などで黄ばんでしまったりすることがあります。

このような場合は、ただ洗濯機に入れて洗っただけではほとんど効果がありません。

ですがひと手間加えるだけで、見違えるようにキレイになりますので、その方法を画像付きで詳しくご紹介します。

黒カビや黄ばみ・ガンコな汚れを落とす流れ
  1. 洗うための準備をする
  2. バケツに水を汲む
  3. 洗剤と漂白剤を入れてよくかき混ぜる
  4. カーテン全体を漬け込む
  5. 洗濯機に入れて洗う

慣れてくれば簡単にできますので、まずは手順通りに進めてみてください。

洗うための準備をする

黒カビや黄ばみ・ガンコな汚れを落とすため、まずは以下のものをご用意ください。

  • バケツやたらいなど大きめの容器
  • 漂白剤
  • 普段お使いの洗剤

漂白剤は液体タイプと粉末タイプがありますが、粉末タイプを使いましょう

漂白力が液体タイプより強力です。

商品名ですと、ワイドハイターが断然オススメです。

バケツに水を汲む

バケツなどの容器に水を入れます。 カーテンを入れた時に全体が水に浸かるくらいの量を入れましょう。

洗剤と漂白剤を入れてよくかき混ぜる

漂白剤はワイドハイターを例にすると、レースカーテン1枚でキャップの半分くらいが目安になります。

洗剤はその半分くらい、漂白剤:洗剤=2:1 くらいの感覚です。

これを両方ともバケツに入れて、泡立つように良くかき混ぜます。

カーテン全体を漬け込む

よく混ざったらカーテン全体を溶剤に漬け込みましょう。

特に押し洗いなどはしなくても大丈夫です。

漬け込む時間は、カビや汚れの強いもので7~8時間あった方が良いでしょう。

この時、できれば45℃くらいのお湯にすると効果倍増です。

洗濯機に入れて洗う

カビや黄ばみ、汚れがキレイになったら、バケツの水ごとそのまま洗濯機に入れて洗いましょう。

この時、洗剤は追加せず、そのままスタートして問題ありません。

それでもカビや汚れが取れない時は、クリーニングに出すことをおすすめしています。

Memo

カーテンも衣類と同じで、それぞれ素材や色、プリーツの強さ、そして汚れ具合が違います。

素材によっては縮んでしまうこともありますし、紫外線で弱っていれば生地が切れたりすることもあります。

カビや黄ばみなどは、部分的に漂白処理も必要です。

一般衣類と扱い方は同じですね。

自宅で洗濯できないカーテンとは?

  • 縮みやすい素材
  • 折り目が強いドレープカーテン
  • 水洗い不可の表示がある

ご家庭で洗えないカーテンとは、どんなカーテンでしょうか。

間違えて洗ってしまって失敗しないように、以下のポイントをチェックしましょう。

縮みやすい素材

化学繊維がクリーニング可能なのは、劣化に強く、縮みや色落ちなどの心配がほとんど無いからです。

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レースのカーテンは、ほとんどがポリエステル等の化学繊維ですので、特に問題なく自宅で洗濯できます。

逆に自宅で洗濯しない方がいい素材は以下のような素材になります。

ほとんどがドレープカーテンになるかと思います。

  • ウール
  • レーヨン
  • シルク
  • 綿、麻

綿は水洗いでも問題ないのでは?と思われる方もいるかもしれません。

確かに衣類なら、水洗いでもあまり縮むことはありませんが、綿のカーテンの場合は注意が必要です。

以下の画像のような厚手でザックリとした織り方の綿のカーテンは、絶対に水洗いしないでください。

ひどいものは簡単に10cm以上縮んでしまいます。

このような素材は、ドライクリーニングすることで縮むことなく汚れを落とすことができます。

折り目が強いドレープカーテン

ドレープカーテンで、ヒダの折り目がしっかり強く付けられているものも、ご家庭でのクリーニングには向いていません。

洗濯機で長時間廻すと、特に脱水の工程で折り目が崩れてしまう可能性があります。

水洗い不可の表示がある

「家庭での洗濯禁止」のマークがあるかどうかご確認ください。

クリーニングに出した方がいいカーテンとは?

以下、クリーニングに出すかどうかを見極めるチェックポイントです。

  • 水洗いできない素材:ウール、レーヨン、シルクなど
  • 厚手の綿生地
  • 折り目の強いドレープカーテン
  • 洗濯絵表示が水洗い不可(☓)になっている

これらのカーテンは、ソフト洗い用洗剤「エマール」などで洗っても縮みますのでご注意ください。

オクダクリーニングでのカーテンの洗い方

基本的に当店では、カーテンは水洗いしています。

その方がカーテンに付きやすい汚れに効果があるからです。

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その際、素材や汚れ方に応じて洗剤を調合し、洗い方はもちろん、洗濯時間や水の温度もその都度調整して洗っています。

どうしても水洗いに向かないカーテンの場合は、ドライクリーニングします。

一般衣類と同じく、汚れの落ちを最優先に作業しています。

カーテンのクリーニング工程

  1. シミや汚れの確認
  2. 前処理
  3. 洗濯機または漬け込み洗い
  4. 乾燥
  5. 仕上げ

当店のカーテンクリーニングの工程を一つずつ順番に解説していきます。

シミや汚れの確認

洗う前に汚れやシミ、カビなどの状態を確認します。

前処理

手垢などの汚れが強い時は前処理してから洗います。

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洗剤を塗り込んで30分くらい置いておいたり、スポンジなどを使って軽くこすっておくなど、プロの技術を使った様々な方法があります。

洗濯機または漬け込み

丈夫な生地や、汚れが軽度のものは、そのまま洗濯機に入れて洗います。

デリケートな生地やシミ、汚れが強いものは上ご紹介したように、一晩漬け込んで反応を見ます。

乾燥

乾燥機または自然乾燥で乾かします。

乾燥機は短時間で急激に温度を上げるので、生地の織り方によっては大きく縮むカーテンがあります。

その場合は自然乾燥で乾かします。

仕上げ

1枚ずつアイロンを使って仕上げていきます。

カーテンクリーニングの出し方

カーテンをクリーニングに出す際は、金具を取り外してお出しください。

通常、納期は中一日です。

お急ぎの場合は、事前にメールまたはお電話にて納期をご確認ください。

お問い合わせはこちら:https://okuda-cleaning.net/contact/

何かわからないこと、気になることがあれば、専門のスタッフが丁寧に回答いたします。

カーテンクリーニングの料金

カーテンのクリーニング料金は、主に面積で計算します。

素材や形状によっては料金が変わりますので、あくまで目安とお考えください。

クリーニング料金の計算方法

カーテンを外す前に測った方が簡単に測れると思います。

カーテンを閉じた状態で、片側の縦横の長さを測ってください。

縦横の長さをそれぞれ図ったら、計算式に当てはめて計算をお願いいたいます。(税抜価格です)

計算式:[縦(cm)×横(cm)]÷12

以下、一般的なカーテンの例です。

  • 縦190cm×横130cm=24700
  • 24700÷12=2058

そのためこの場合、2,058円になります。

レースの場合は、この料金に0.8を掛けて計算してください。

一般的なドレープカーテンでの金額

素材や生地の織り方等によって、料金が変わる場合があります。

以下、カーテンを使用している状態で測った例になります。

縦190cm×横120cmの料金:¥1,900(税抜)

目安となる簡単な計算式はこちらです。

[縦(cm)×横(cm)]÷12

  • 縦190cm×横120cm=22800
  • 22800÷12=1900

そのため、税抜1,900円が目安の金額になります。

カーテンクリーニングは専門知識と技術を持ったプロにお任せ

カーテンは、日常生活の中に常にあるものです。

そのため、太陽からの紫外線、埃や手垢、花粉、タバコの煙、黒カビなど、様々な汚れが付着しやすくなっています

Memo

これらの汚れを放置すると、カーテンの劣化が早まり、見た目がよろしくないだけでなく、室内環境にも悪影響を及ぼす可能性があります。​

そのため、カーテンの定期的なクリーニングをおすすめしています。

カーテンはもちろん、自宅での洗濯も可能です。

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本記事にはその手順も詳しく記載していますので、ぜひご自身でカーテンクリーニングをしてみてください。

ただ、素材や生地の状態を確認し、適切な方法で行う必要がありますので、大変に思われるかもしれません。

オクダクリーニングでは、カーテンのクリーニングも承っております。

カーテンクリーニングに関してわからないことなどあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

→当店へのお問い合わせはこちら

国家資格である「クリーニング師」の免許を持った、経験豊富なスタッフがお答えいたします。

 

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