ぬいぐるみは、とても汚れが溜まりやすくなっています。
なぜなら、大切にしている、よく触れている、長く愛用しているものだからです。
たまには汚れを落としてキレイにしてあげたい。
そう思っていても、実際どうすればいいかわからず、お困りではありませんか?
- お子様が毎日遊んでいるお気に入りのぬいぐるみ。
- 子供の頃からずっと大切にしているぬいぐるみ。
- 長年しまってある懐かしいぬいぐるみ。
ぬいぐるみは気をつけていても、いつの間にか汚れが溜まって、黒ずんできたり、黄ばんだりしてしまうため、長く一緒にいるためには、メンテナンスが欠かせません。

そのための最適なメンテナンスがクリーニングになります。
ぬいぐるみの汚れの種類
感覚的な部分にはなってしまうのですが、ふつうに洗剤で洗って、汚れが落ちそうかどうかを確認します。
生地や縫い目が弱っていないかを把握した後、洗い方(強弱)を振り分けています。
長年蓄積された汚れ
長い年月が経過したぬいぐるみはシミや汚れが酸化して黄ばみが出てきます。黄ばみが進行すると茶色くなり、簡単には取れないシミになってしまいます。
衣類でも同じなのですが、通常の汚れと違って、変色したシミは、洗っただけで落ちることはありません。
事前のシミ抜き作業(この場合は漂白処理)が必要になるのです。
一般ではこのように古くなってしまった汚れに対して、洗濯機を使ってしまう人も多いのではないでしょうか?
ですが安易に洗濯機に入れて洗ってしまうとシミが落ちないだけでなく、かなりの高確率でバラバラになってしまいます。
なぜなら、経年劣化によって縫い目や生地が弱っているため、洗濯機のパワーに負けて破れたり中身が出ちゃったりするからです。

大切にしているぬいぐるみだからこそ、プロの洗いに任せていただきたいと思っています。
通常使いの汚れ
ぬいぐるみは触っているだけで汚れてしまうもの。
手垢、皮脂などの汚れだけじゃなく、ダニやホコリなどもだんだん蓄積していきます。
小さいお子様の場合、口で触ることもあるため、よだれや食べ物なども付くことになりますね。
こうした日々の汚れも、クリーニングに出すことでキレイに落とせます。
基本的にはご自宅で落とせるものも少なくありません。
手垢やホコリなどで起こる黒ずみなどは、よっぽど時間がたっていなければ、基本的には洗剤で落とせます。
食物(とくに果汁)などで起こる黄ばみは注意が必要です。

長く時間がたってしまうと、黄ばみが黄色→茶色になってしまい、洗剤で洗っただけでは落ちなくなっていします。
当店のぬいぐるみの洗い方
当店のぬいぐるみクリーニングでは、大きく分けて2つの洗いをおこなっています。
時間が経過したものと、そうでないものでは、汚れのつき方が違うため、間違った洗い方をしてしまうと、ぬいぐるみにダメージがあるからです。
長年蓄積された汚れの洗い方
- 検品
- 予備洗い
- 洗浄液作り
- 漬け込み洗い
長年にわたって積み重なってきた汚れは、ぬいぐるみの状態に合わせて洗いをおこなっていきます。
1 検品
まず生地が劣化していないか、縫い目が弱っていないか確認します。
2 予備洗い
極端に劣化していなければスポンジ等を使って大まかな汚れを落としていきます。
3 洗浄液作り
ぬいぐるみの黄ばみ具合や汚れの度合に合わせて洗浄液を調合します。
4 漬け込み洗い
生地の状態を見ながら、水温や時間を調整して洗浄液に漬け込みます。
通常使いの汚れの洗い方
- 検品
- 前処理
- 全体を水に漬け込む
- 専用ブラシ+天然石鹸で手洗い
- すすぎ
- 乾燥
通常の汚れは、手洗いで丁寧に洗いをおこなっていきます。
1 検品

シミや汚れ方、生地が劣化していないか、縫い目が弱っていないか確認します。
2 前処理
特殊酵素が主成分の溶液を全体にスプレーして汚れを落ちやすくしておきます。
3 全体を水に漬け込む

中綿までしっかり水が浸透するように漬け込みます。
4 専用ブラシ+天然石鹸で手洗い

ぬいぐるみにダメージの少ないウールを使用した専用ブラシでやさしく手洗いします。

しようする洗剤は体に無害の天然成分のみでつくられた石鹸を使っています。
5 すすぎ


6 乾燥

ぬいぐるみのクリーニングで気をつけていること
ぬいぐるみを、いざクリーニングに出そうと思っても、どこに頼めばいいか迷いますよね。
ネットで注文できるクリーニングもたくさんありますが、やはり大事なぬいぐるみを預けるわけですから、ちゃんと取り扱ってくれるお店を選ぶべきです。

オクダクリーニングでは、ただ汚れを落とすだけでなく、取り扱いにも細心の注意を払っています。
料金
クリーニング料金は、ぬいぐるみの一番長い部分で計算します。
30cmまで 600円
30cm以上10cmごとに+300円
ぬいぐるみは自宅のお洗濯とクリーニングを使い分けよう
ぬいぐるみはこまめに洗うものではないですし、その使い方から一般衣類とは違った汚れ方をしています。
素材もデリケートなものが多く、扱い方もより慎重にしなくてはいけません。
当店ならそのノウハウがあります。
大切な思い入れのあるぬいぐるみをずっと愛用していただくために、ぜひプロのクリーニングをお使いください。